カルチャーブレーン
「16ビットコレクション カルチャーブレーン」VOL.1は3タイトルを収録。
ファミコンで人気を博した「スーパーチャイニーズ」シリーズがよりパワーアップし、「スーパーチャイニーズワールド」として登場。16ビット機のパワーを活かし、グラフィックの強化で表現力もアップしている。
「スーパーウルトラベースボール」はマンガのような魔球や秘打を繰り出せる“超人野球”が楽しめる野球ゲーム。ボールが消えたり増えたり爆発したり、ハチャメチャな必殺技が飛び交う豪快なゲームだが、魔球や秘打はちゃんと使用するための消費ポイントが設けられているので、意外と普通の野球としても遊べるようになっている(ポイント無制限の設定にもできる)。
こちらもファミコン時代からの人気作「飛龍の拳」シリーズの続編となる「飛龍の拳S ゴールデンファイター」。ストーリーモードがよりパワーアップしたほか、アクションもやはり16ビット機になって全体的に進化している。
「16ビットコレクション カルチャーブレーン」VOL.2は3タイトルを収録。
Vol.1に続き収録の「スーパーチャイニーズワールド」の第2弾「2」は、戦闘がこれまでのシリーズから一変し、格闘アクション方式でよりバトルが楽しめるように。また、VSモードで対戦プレイもできるようになるなど、随所に対戦格闘ゲームのエッセンスを導入した作りとなっている。
「スーパーウルトラベースボール2」は前作からさらにグラフィックが進化し、魔球や秘打の演出もよりパワーアップ。収録データが当時のプロ野球チームを模したものになっているので、名前と数字を見ながら懐かしい気持ちになってみるのも一興。
「飛龍の拳S ハイパーバージョン」は前作「ゴールデンファイター」の改訂版。前作では裏技として収録されていたストーリーモードの敵とのCPU対戦が正式にメニューとして搭載されたほか、対戦モードでの同キャラ対戦も可能になるなど、調整が行われている。
「16ビットコレクション カルチャーブレーン」VOL.3は3タイトルを収録。
「スーパーチャイニーズワールド」シリーズの第3弾となる「3」は、戦闘パートを従来のアクション方式だけでなく通常のRPGのようなコマンド方式にすることもできるようになっており(ゲーム開始時に選択する)、それによってストーリーが変化するという仕掛けも。
そして「スーパーチャイニーズファイター」は一転、バトル要素に特化したアクションゲームとなっており、シリーズおなじみのキャラクターたちが対戦格闘で相まみえる。RPGとアクションの融合で展開してきたシリーズが、ここに来て再びRPGとアクションに分化するというのは何とも趣き深い。
一方、「SD飛龍の拳」もより格闘に特化したタイトルとなっており、これまでシリーズの大きな特徴であった「心眼システム」(弱点がキャラの部位に表示される)を採用せず、通常の格闘ゲームに寄せた作りとなっている。
